
ボーナスの時期になると、何となくみんなウキウキするものです。
何を買おうかな、日ごろ忙しくしているので、自分へのご褒美を…
と考える人もいれば、
ボーナス払いにしているローンがある人は、待ちに待ったボーナスを期待していたのではないでしょうか。
しかしながら、ボーナス時期になると、逆にナーバスになる職場もあるのです。
常勤と非常勤でボーナスが大きく違う訪問看護ステーションの場合
例えば常勤と非常勤でボーナスが大きく違う場合。
やはり雇用条件や働き方が異なる場合、ボーナスに差が出るのは仕方がありません。
非常勤でもボーナスが出るだけましという人も多いですが、やはり具体的な金額などは職場での会話に出すことはできません。
更に非常勤の中でもボーナスが出る人とボーナスが出ない人がいるという職場もあります。
訪問看護において非常勤でボーナスの出る、出ないの違いとは
訪問看護において非常勤でボーナスの出る人、出ない人がいるのはどのような理由なのでしょうか。
それは待機をするかどうかの違いによるところが多いです。
24時間体制で緊急対応する訪問看護では、看護師が待機勤務をするのは必須です。
ただすべての職員が待機をするというわけではありません。
子育て中の看護師、平日しか勤務できない非常勤看護師など、みんなざまざまな事情を抱えています。
そのため、待機が出来る看護師と出来ない看護師にわかれてしまうのです。それがボーナスに反映されてしまうのです。
その他に訪問看護師のボーナスに影響の出る事項
更に、クレームや出禁の有無でボーナスに影響が出ることもあります。
どの看護師も利用者が生活する場所に訪問するので、失礼のないように、そして利用者や家族には十分に配慮して訪問しているつもりです。
しかし、時に性格的に細かい利用者さんでは物の置き方ひとつにおいてもクレームが来ることもあるのです。
また相性が悪い利用者さんの場合は、特定の看護師が出禁になることもあります。
そのようなクレームや出禁は、訪問看護師の仕事にも影響をしてくるため、ボーナスにも反映されてしまうのです。
私が働く訪問看護ステーションは、小さなクリニックに併設されていますが、
ボーナスの前に急に昇給になり、ボーナス額が増えるように配慮される看護師もいます。
反対に急に病院の理事長、そして所長に面談に呼ばれ、今回はボーナスの減給、またはなしを言われることもあります。
そのためボーナスの前になると、何となくみんなピリピリしている様子がわかります。
いつものお給料とは異なる賞与はうれしいボーナスではありますが、ちょっと看護師同士で気軽に話題にできない場合もあり悲しいボーナスでもあります。