訪問看護の学び・研修

皆さんは地図を読めますか?訪問の際に、道に迷うことなく利用者の自宅まで行けますか?
私が勤務する訪問看護ステーションに看護師が入職してきました。
そこで改めて気をつけなくてはいけないと思うことがあったのでご紹介します。

慣れた人は土地勘があるからすぐにわかるけれど…

訪問看護をしていると地域の土地勘が出来るため、新規依頼の住所を聞いただけであのあたりだな…
とわかってきます。

しかし、新しく入ってきた看護師で全く土地勘がない場合は、利用者宅までの道路や目印になるような建物から覚えていかなくてはいけません。

一日に何件も訪問をする訪問看護師は車の運転は必須です。
始めは土地勘がなくても、訪問を重ねてくるとだんだんと町の道路が頭に入ってきますが、なれない道、知らない道を一人で運転していくのは不安です。

道を間違えたらどうしよう、訪問時間に遅れてはいけないと思うから。不安は集中力を低下させ事故にもつながる可能性があるので、より注意が必要です。

特に初回訪問前には、土地勘がある看護師でも地図やナビを事前にチェックすることは必須ですし、
実際の初回訪問時には、周りにどんなものがあるのか、大きな目印になるものを確認しておくことは大切です。

待ち合わせのコンビニ…果たしてどこのコンビニか?

私たちは利用者宅の最寄りのコンビニで待ち合わせて複数で訪問をすることもあります。
地図が頭に入っていると、住所を聞いただけで目印となる最寄りのコンビニが頭に浮かぶのですが、
まだ土地勘があまりない訪問看護師の場合、コンビニといってもどこなのか理解していないことも多いです。

最近新人訪問看護師と待ち合わせをしたのに、一向に来ないので連絡してみると、別のコンビニで待っていたということがありました。

その時には、その看護師も「はいはい」と返事をしていたため、理解していると思い、○○店ということまで詳しく言わなかったのです。
もっと国道○○号のそばの○○店など詳しく教えてあげたらよかったと反省!

たくさんの数があるコンビニで待ち合わせる時には、より念密な打ち合わせが重要です。

昼間は行けたのに、夜になると行けない…

昼間の訪問で慣れてくると、待機勤務を始めるようになりますね。
私たちが訪問するのは基本的に日中。日中運転で訪問する際には何の問題もなくても、夜間で緊急に呼ばれたときに、目印となるものが見えにくいこともあります。
例えばゴミ捨て場やガードミラーを目印にしていた場合。

新人訪問看護師が待機で夜間緊急で呼ばれたとき、カルテはステーションにあり、取りに行く暇はありませんでした。

はっきりと住所はわからない…でも、なんとか大丈夫だろうと利用者宅に向かっている途中に道を一本間違ってしまったのです。
そこでさまよってしまい、所長に助けを求めるということがありました。
そのため、緊急で呼ばれそうな時には、一度夜の道を運転して確かめておくことも一つの方法です。

訪問看護師にとっては、運転業務は必須。事故や天候の影響を受けることもありますが、
私たちは、安全に、そして時間厳守で利用者宅を訪問する必要があります。

そのため、ナビなどに頼りつつも、日ごろから訪問地区の道路をしっかり頭に入れておくことも重要な仕事の一つなのです。