訪問看護の就職面接・転職面接

お金を出して求人広告を出しても、応募が来ない。面接までしたのはよかったけど、採用辞退が続いている。など、訪問看護業界で看護師不足の中、悩んでいる方も多いはずです。

今回は、こういった原因があるために人が雇えないのではないのかというポイントをいくつか私の経験を踏まえて紹介していきたいと思います。

他の訪問看護ステーションよりも、募集条件が劣っている

訪問看護という仕事内容は理解しているとして、次に重視することと言えば、やはり給与・福利厚生の部分だと思います。
訪問看護ステーションは、様々な事業所が募集を随時出している状態で、看護師側からしたらどこの訪問看護ステーションで働くか選び放題な状況にあります。

大抵の方が、少しでもいい環境で働きたいと複数の応募をします。
まずは、紙面の段階で他に劣らない条件を提示しましょう。
給与の見直しや条件の見直しはとても大変なことではありますが、少しでも見直せる所がないかどうか探してみる事をお勧めします。

アルバイト・パートの方は、時給や日給などもそうですが、勤務時間や残業がないかを重視する傾向があるように思います。

ホームページがない、もしくは更新の停滞が続いている

意外かと思いますが、ホームページをきちんとチエックして応募する方も多いです。
例えば、職場の写真や働くスタッフの写真、事業所内でブログなどをやっていれば内容から職場の雰囲気がつかめるかと思います。

実際に私も、ハローワークや募集広告で募集をかけているのを見つけた時には、まずホームページのチエックをして、どのような事業所なのかチェックをしていました。

求人広告ではわからなかったこともホームページを見て判断材料にしたりもするので、訪問看護ステーションを売り込むつもりでホームページの見直しを検討してみたらいかがでしょうか。

面接の際、経営者のみで行っている

せっかく求人を見て面接に来てくれたにも関わらず、経営者のみで面接を行っていませんか?

訪問看護ステーションという限られた人数が働く小さな事業所の中で、管理者がどういう人柄なのかということは、面接する側にとっては考慮する非常に重要なポイントだと私は思います。

その管理者が面接の際に来なければ、判断する材料がないため、不安になってしまうのではないかと思います。

私も複数の訪問看護ステーションを面接した際に経営者も管理者も面接してくれた所はおよそ半分くらいしかありませんでした。

それと詳しい仕事内容は、管理者が一番よくわかっているはずなので、面接する側としては、管理者から聞いておきたい所もあるでしょうし、聞いておけば安心して働くことができるポイントにもなります。

管理者側の立場としては、様々な業務を抱えており、面接する時間が取れないという理由もわかりますが、本当に人材に困っているならば、時間を割いてでも面接に参加するべきだと私は思います。

以上が、訪問看護ステーションで求人する際に押さえておきたいポイントでした。