訪問看護の就職面接・転職面接

訪問看護ステーションへの転職方法には多くの方法があります。
☑訪問看護ステーションへ直接連絡(電話・メール・ホームページ)
☑ハローワーク・新聞等の求人雑誌
☑人材紹介会社

今回は、訪問看護ステーションへの転職を決めた人の体験談から、
転職者の立場から、お勧めの転職方法を裏技的な方法も含めて徹底検証します。

参考:訪問看護に転職した35人のアンケート結果

お勧めの方法は、転職希望者の状況によって違う

当然ですが、転職を希望する人の状況によって、お勧めの方法は異なります。
ですが、看護師の求人サイトなどを見ても、正直、タイプ別の方法が紹介されていません。
ここでは次のようなに立場を分けて、お勧めの方法を紹介します。

1. 現職で働いている。訪問看護ステーションへの転職経験なし
2. 現職で働いている。訪問看護ステーションへの転職経験あり
3. 今は働いていない。訪問看護ステーションへの転職経験なし
4. 今は働いていない。訪問看護ステーションへの転職経験あり

現職で働いており、訪問看護ステーションへの転職経験がない人

このような人は、まず転職活動をする時間も訪問看護業界の情報も少ないのが現状です。
まずは人材紹介会社へ登録をお勧めします。

訪問看護ステーションへの転職で人材紹介会社に登録すべき理由とは?

今回のケースの人は、人材紹介会社に登録することで、
☑転職活動の時間の短縮と
☑訪問看護業界の情報
この2つを入手することができます。

まだ本気で転職は考えていない。とりあえず情報を集めてみたいと言う人こそ人材紹介会社の登録をお勧めします。

訪問看護ステーションへの転職で登録すべき人材紹介会社1:マイナビ看護師

まず初めに登録すべき人材紹介会社は「マイナビ看護師」です。

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「マイナビ看護師」をお勧めする理由は、次の3つです。
1.訪問看護で働く人へのアンケートで、マイナビ看護師の利用者が最も多く、また悪い評判も少なかった(参考)訪問看護に転職した35人のアンケート結果
2.全国に対応しており24時間電話対応ができる
3.検索条件に訪問看護があり、訪問看護ステーションへの転職にも力を入れている

このように働いている人や訪問看護に興味がある人が、最初に登録するには1番の人材紹介会社だと思います。

そして何より、実際に訪問看護の転職した人のアンケートで悪い評判が少ないのが良い所と思います。

ですので、まず「マイナビ看護師」で情報を集めて、転職活動を進めるか、進めなくても、今後、ご自身の状況が変わった時に、すぐに転職活動をするように情報を貰えるようにしておくと、とても良い準備になります。

(参考)訪問看護への転職:マイナビ看護師を評価・クチコミを徹底検証

それ以降は、「現職で働いており、訪問看護ステーションへの転職経験がない人」と同じ流れです。

現職で働いており、訪問看護ステーションへの転職経験がある人

訪問看護で働いたことがある人は、すでに訪問看護業界の知識などはあると思います。

そのため、今度は必要なのは、ご自身の希望する条件に合う訪問看護ステーションを見つける事と、現職であるために転職活動の時間を短縮できるようにする事が重要です。

そのため、やはり人材紹介会社の利用をお勧めしますが、ここでは「マイナビ看護師」ではなく、別の人材紹介会社をお勧めします。

訪問看護ステーションへの転職で登録すべき人材紹介会社2:ナースではたらこ

現職で働いている人で、訪問看護ステーションでの経験もある人にお勧めするのが、「ナースではたらこ」です。

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こちらも訪問看護で働いた人へのアンケートで利用したことのある、かつ、悪い評判も「マイナビ看護師」に続いて少ない人材紹介会社です。

では、なぜ現職で働いている人で、訪問看護ステーションでの経験もある人にお勧めする理由は、「逆指名」サービスがある事です。

逆指名サービスとは、「ナースではたらこ」では登録されていない医療機関について、
キャリアアドバイザーが希望する医療機関にコンサルタントがアプローチして面接の設定、転職条件の交渉、給与交渉まで行ってくれるサービスです。

ただし、採用された場合、その医療機関が「ナースではたらこ」に費用を払う必要がありますので、どこまで有効かは不明です。

ですが、現職で働いている人にとっては、希望の訪問看護ステーションに人材紹介会社から問い合わせや条件交渉をして貰えるので、非常に有効なサービスだと思います。

このため、「ナースではたらこ」に登録することは、
現職で働いており、すでに訪問看護業界の経験がある人には、非常にお勧めの転職方法になります。

現職で働いている人で、退職が言いづらい人は退職代行サービスもあり

現職で働いている人で、退職をする精神的・肉体的余裕がないと言う人も多いと思います。

看護師等の専門職は責任感が強い人が多いため、
実際に、仕事が忙しくて体調を壊してしまう人も多いのも現実です。

「私が辞めてしまうと、他の人に迷惑がかかる。」、「辞めたいと言っても、必要な人材だからとと説得されてしまう。」と言う人もいます。

第3者から見て、「辞めた方が良い状態なのに無理をしてしまう。」と言う状況では、本人では正確な判断ができなくなっている場合もあります。

特に慰留ハラスメントと言われるくらい、やめさせてくれない医療機関もあります。

実は、転職活動よりも退職する方に精神的な疲労と辞める際やりとりが時間の無駄になります。

このような場合は、退職代行サービスを利用すると言う手もあります。
(PR)【汐留パートナーズ法律事務所】の退職代行の問い合わせと交渉サービス

もちろん、このようなサービスは大丈夫なの?と不安になると思います。
しかし、実際にやる人がいるからサービスと成立しています。

ですが、利用する場合は、最低限、次の転職先が決まってから利用してください。

訪問看護へ転職した人のアンケートでも、人材紹介会社を利用した人が一番多くなっており、現職で働いている人は、人材紹介会社をうまく使う事が転職の近道であると思います。

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今は働いておらず、訪問看護ステーションへの転職経験がない人

ここでは時間は確保できるけど、訪問看護業界の知識はないと言う人と言う前提です。

基本的には「現職で働いており、訪問看護ステーションへの転職経験がない人」と同じで、
まずは訪問看護業界の転職情報を得るために、人材紹介会社への登録をお勧めします。

初めに登録すべき人材紹介会社は、訪問看護への転職アンケートで最も利用が多かった「マイナビ看護師」です。

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こちらで、まずは訪問看護の業界情報や転職情報を知る事が大事です。

それ以降は、「今は働いていないが、訪問看護ステーションへの転職経験がある人」と同じ流れです。

今は働いていないが、訪問看護ステーションへの転職経験がある人

今回のケースでは、ご自身で希望に合う訪問看護ステーションを見つけましょう。

その理由は、「訪問看護ステーション経営者が教える求人申込(履歴書・面接)の注意点・ポイントの解説」では、「ホームページや電話等で直接、問い合わせるのが一番良い方法」とあります。

管理者-求職者双方が直接やり取りを行い、業務内容や訪問の傾向についての説明、求職者からの質問内容などをやり取り出来ます。
人柄なども把握しやすく、訪問看護への就職に対する熱意が伝わり、求職活動が成功する可能性は高まります。

(参考)訪問看護ステーション経営者が教える求人申込(履歴書・面接)の注意点・ポイントの解説

つまり、経営者や管理者と直接、やりとりをする事で、面接に行く前に、その訪問看護ステーションの方針であったり、合う・合わないと言った感覚をつかむこともできます。

これらは訪問看護の経験や人材紹介会社から業界知識を得てから行う事をお勧めします。

訪問看護は営業エリアが決まっています。そのため、ご自身が勤めたい地域にある訪問看護ステーションを見つける事から始めなければいけません。

働きたい地域の訪問看護ステーションを自分で調べる(見つける)方法

お勧めは厚生労働省が提供している「介護サービス情報公表システム」です。
介護サービス情報公表システム

【利用方法】
1.上記のリンクより、該当の都道府県から「介護事業所を検索する」

2. 訪問看護ステーションで検索を実行する

3. 一覧から詳細を知りたい訪問看護ステーションの「詳細情報を見る」を選択

4. 特色などの内容を確認する。特に従業員情報提供しているサービスなどは要チェックです

如何でしたでしょうか?

時間がある人は、こちらの情報を使って自分にあう訪問看護ステーションを見つめてみてください。

気になった訪問看護ステーションのホームページ等から問い合わせたり、電話で連絡をする事をお勧めします。

訪問看護ステーションへの転職の裏技とは

訪問看護ステーションへ転職する場合の裏技のような方法はあるのでしょうか?
実は、上記以外にも希望に近い条件を見つける方法があります。

訪問看護ステーションのM&A会社に問い合わせる

それは訪問看護ステーションのM&Aを行っている会社に問い合わせる事です。

例えば、東京・神奈川・千葉・埼玉では、訪問看護ステーションのM&A専門会社があります。

訪問看護ステーションM&Aサポート【MTPC】

なぜM&Aの会社(特に訪問看護ステーションや少なくとも医療業界の専門のM&A)が良いのかと言うと、訪問看護ステーションの情報を本当に詳しく持っているからです。

M&Aは企業の詳細な情報を扱うため、買収希望者も経営者などと細かく打ち合わせをして、将来の方針や計画を知っています。

特に人材紹介会社の場合は、訪問看護ステーションはクライアントになるため、どうしても報酬を得るために、転職させたいと言う気持ちが優先になります。

しかし、M&Aの場合は、看護師を紹介しても報酬は発生しません。
その代わり、M&A会社は、訪問看護ステーションへ求職者を紹介することで、訪問看護ステーションとの関係性が強くなりますので、まったくメリットがないわけではありません。

また、業界特化型のM&A会社は、コンサルタントを行っていることも多く、クライアントの強みや問題点の把握もしています。

実は、訪問看護ステーションへ転職する際の情報を得るためには、訪問看護ステーション専門のM&A会社ほどお勧めの方法なないのです。

もし東京・神奈川・千葉・埼玉の訪問看護ステーションへ転職を考えている場合、
先ほどのMTPCへ問い合わせをしてみる事も1つの方法としてお勧めです。

まとめ

転職活動は、実際に転職する・しないにかかわらず、活動だけはしてみる事をお勧めします。

その理由は、転職活動をしてみることで、ご自身の状況や評価を客観的に見てもらう事ができ、もし将来的に自分の環境が変わった際にもすぐに活動が可能になるためです。

自分はいつでも仕事を辞めても大丈夫。と言う余裕と安心感があれば、今の仕事への取り組みも変わってきます。

訪問看護ステーションは小規模な事業者が多いため、情報も入手しずらい所があります。

ですので、訪問看護業界の知識や経験がない人は、まず人材紹介会社で情報を入手するのをお勧めしています。

経験者はより良いステーションを見つけるために介護サービス情報公表システム等から検索してみては如何でしょうか?

参考になれば幸いです。

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