訪問看護で働く人の恋愛事情

気づけば、忙しく働いていて、日常生活に追われてしまい
職場と家の往復で、なかなか出会いの場がないという訪問看護師は多いのではないでしょうか?

それでも、恋愛したいし、いずれは、結婚もしたいし子供も欲しい。
と考えている人が多いですよね。

結婚している人、恋愛している人は、一体、どうやってパートナーを探したのか?
気になる所ですよね!

今回は訪問看護師の恋愛事情について、現役の訪問看護師さんに確認してもらいました。

訪問看護で働く人の恋愛状況

訪問看護ステーションで働く人達には、恋愛において様々なステータスがあります。

これまで私が勤めたステーションを考えましても、既婚者と独身者が半分ずついるような印象です。

既婚者の中には、お子さんがいらっしゃる方が多いのも特徴の一つと言えます。

訪問看護で働く既婚者

 家庭を持つ看護師さんや療法士さんが、訪問看護ステーションに入職することはとても多いです。

この理由として考えられることは、ワークライフバランスを取りやすい働き方ができることが挙げられます。
特に非常勤や、週4常勤の方々は時間を効率的に使い、仕事と家事・育児に取り組んでいます。

 さて、この方々の恋愛事情ですが、基本的に以前勤めていた職場で出会った方や、学生時代からの恋人であった方と結婚されていることが多いように感じます。

年代にもよりますが、比較的40~50代以上の方の中には、お見合い結婚をされている方もいます。

しかし驚くべきことに、同業種同士で結婚されている方が少ないです。

よくよく聞いてみますと、

「仕事とプライベートを分けたいと考えている方が多く、敢えて別の業種の方を選んでいた。」

というような声も聞かれました。これは私も分かる気がします。

訪問看護で働く独身者

皆さんの特徴として挙げられるのは、こちらも既婚者と同様に、ワークライフバランスを重視している方が多いです。

この方々の恋愛事情ですが、恋人がいる方といない方、約半分ずつおられるような印象です。

恋人がいる方の中には、同棲をしながら仕事をしている方もいます。

訪問看護ステーションでは残業が少ないため、仕事と家事の両立がしやすいようです。

恋人がいない方も多く、婚活をしている方、していない方もそれぞれおられます。

婚活をしている方は、先述したのと同様に残業が少ないため、仕事後に婚活パーティーなどに参加されている方もいます。
平日に参加する分休日は自分の時間を取れるため、無理なく続けることができるかと思います。

また仕事が忙しい方は、マッチングアプリなどを利用していることもあるようです。
自分の空いた時間に取り組めるため、とても便利との声が聞かれます。

実際に私の友人の中にも、アプリで出会った人とお付き合いしている方がいます。

また婚活をしていない方も多数おられます。
恋愛だけを考えるのではなく、仕事以外の時間や休日を自分のために使っています。

今現在、生涯未婚率が上昇する中、結婚をしなければならないと思うことが少なくなっていることも原因かもしれません。

このような方々は、それぞれ趣味や勉強など、打ち込めるものがあるのも特徴かもしれません。

訪問看護で働く人の恋愛状況のまとめ

このように、訪問看護ステーションで働く人の中でも恋愛事情は様々です。

そのため、既婚者・独身者・子供や恋人の有無に関わらず、様々な価値観とそれぞれの生活を尊重しながら働くことができる職場ではないかと思います。

それでは、次に訪問看護ステーションでの婚活事情を見ていきたいと思います。
実は、訪問看護ステーションでの働くうえでは、一般病棟などよりも出会いが少ないと言われています。

訪問看護ステーションで出会いが少ない理由とは

訪問看護には主に病院併設の訪問看護ステーション、そして地域の中に独立して存在する訪問看護ステーションがあります。

病院併設のものは、病院全体をとらえれば圧倒的に地域のものよりはかかわりのある職員数が多いですし、一般病棟と同じように異性に接する機会も多いと感じます。

一般的な病院に勤めている場合、医者や男性看護師、臨床工学技士などの他部署のスタッフ、医療品メーカーなどの業者さんなど、さまざまな人と出会う機会があります。

しかし、訪問看護の場合は、全くない訳ではありませんが、

地域の訪問看護ステーションは、小規模のものが多いのが現状です。

本サイトのライターである現役の訪問看護師さんの1人が勤務するところも職員が8名だそうです。

これでもこの地域の中では大きいほうなのです。

更に全員が女性です。ほかのステーションでは男性もいますが、
圧倒的に少なく、職場関係で異性に接する機会は少ないといえるのではないでしょうか。

このため、職場での出会いの数は圧倒的に少ない実情があります。

訪問看護師が婚活をする有利な点とは

看護師は仕事がハードだし、夜勤もあるし、なかなか彼氏ができない、婚活ができないということも…。

しかし訪問看護師は、平日勤務、土日は交代制、夜間の待機が時々回ってくるという勤務が基本です。

そのため週末に婚活イベントの予定を入れることも可能です。また早めにコンパなどの予定を組んでから勤務を決めることも不可能ではありません。

また訪問看護では緊急時の訪問要請などで残業をすることもありますが、毎日の予定訪問の場合、16時くらいまでで終了します。

そのためステーションに戻り記録などを終わらせ、残業することは多くありません。
週末に仕事がある場合は、残業のない平日の夜にデートをすることも不可能ではないのです。

職場での出会いさえ除けば、訪問看護師は一般病棟などで働く看護師よりも有利な点だと言えます。

これは出会ってからのお付き合いも同様です。
普通のサラリーマンと同じように残業が少なく週末も休みの日が多いため、
恋人と関係を深めていく機会が一般病棟などに勤務する看護師さんと比べて恵まれています。

男性に接することができるのはどんな時なのか?

勤務していて男性に接する機会はあるのは、利用者関係(家族関係を含む)、また利用者にかかわる様々な事業所のスタッフ、スキルアップのための研修くらいではないでしょうか。

私たちは看護師という資格を持つプロ意識があるので、利用者関係との恋愛はほとんどないといえます。

介護保険を利用して訪問看護を受ける人も多く、年齢的な問題もあるとも考えられますが、その家族も含め恋愛対象になることもほとんどありません。

では、訪問看護師の人たちはどのような方法で出会いを見つけているのでしょうか?

友人、知人からの紹介

一番多く聞く、出会いのきっかけは、

『友人、知人からの紹介』です。

友人や知人からの紹介だと、人間性や職業、容姿など、パートナーとして大きな問題のある対象は紹介されにくいものです。

さらに、自分の理想の相手について、話しておくことができるので

『こんな人がいたら紹介して欲しいの』

と伝えておくことも出来ます。

むやみに相手を探すより、上手くいきやすいものです。
すでにパートナーがいる同僚から、そのパートナーを通じて紹介してもらうのもおすすめです。

婚活パーティーも上手に活用してみる

できるだけ、効率よく出会いたいと考えるならマッチングサービスを利用してみるのもいいかもしれません。

年代、職業、年収な一定の条件を満たしている人が参加している会などもあります。

マッチングアプリでいきなり会うのははちょっと怖いという場合でも企業が主催しているパーティに行くのであれば、初対面で1対1になる事も無く安心して出かけられるのではないでしょうか。

また、マッチングサービスやパーティーを利用する場合、

女性は参加費が安く済む場合も多いようです。

直結して、恋愛や結婚に繋がる出会いじゃない場合でもそこから、友人を交えた
グループ交際に発展していく事もあるようです。

出会いがない事に悩んでいるのであれば、1度経験してみるのもいいと思います。

結婚相談所を利用する

本気で結婚したい人は、結婚相談所も魅力です。
知り合いの看護師は「白衣コン」を使って結婚をした人がいます。

本気で婚活するなら相談所が良かったそうです。

やはり相手も結婚前提なので、だらだらと付き合う心配などが少なくて良いそうです。



白衣コンならば、相手は看護師を想定しているでしょうし、

訪問看護師ならば、勤務体系も週末は休みが多いので付き合いも順調に進められるので、

通常の相談所よりもお勧めできるのではないかと思います。

意外なところにチャンスがある可能性も

救急救命士

意外なところにあるのが救急救命士です。

訪問看護をしていると、時には救急車を要請することもあります。

救急車を呼んだときに、同じ隊員に会うことも。そこから顔見知りになり研修などでさらに交流を深め、恋愛に発展するという可能性は十分にあります。

お互いにプロ意識に強い職種、また大変さをわかっているからこそ、うまく恋愛していける可能性も高いです。

在宅医療が注目されている現在、それに関する研修などが盛んにおこなわれています。

地域の多職種連携の集いや情報交換会

その中でも地域の多職種連携の集いや情報交換会などもあり、それに参加すると、医師や看護師、理学療法士やケアマネ、薬剤師などと知り合うことができるようになります。

一度つながりを持てば、仕事の機会であったときにも少し親近感を持つこともできますね。

そのようなきっかけから、交流を深め、お付き合いに発展する可能性も少なくありません。

仕事上の知識を得るための重要な場ですが、顔がつながると意味で出会いのきっかけになることも多いのです。

まとめ

訪問看護師は一般病棟やクリニックよりも、更に職場での出会いは少ないのが現実だと思います。

しかし、勤務体系が一般企業と近いため、婚活をするために訪問看護師になりたいと言う人もいます。

周りの訪問看護で働く人も婚活のために訪問看護師になるのは賛成できると言う人が多いです。

ただ、職場での出会いが少ない分、自発的に動く必要があります。

「白馬の王子は、自分で捕まえる!!」くらいの気持ちでいく必要があります。

出会いの場は、探せば身近にあるし、出会いの場に出向く事ができる時代です。

自分から積極的に人に話しかけられると言う人は、街コンや婚活パーティをお勧めします。

本気で結婚したい。もしくは初対面の人と話すのは苦手と言うなら白衣コンのような結婚相談所が良いのではないでしょうか?

訪問看護師の婚活で大切なのは、「少ないチャンスをいかにつかむことができるか?」です。

また日勤が多いということを最大限に利用し、自分がどんなパートナーと過ごしたいのか等の目標を明確にして行動するという事が重要なようです。

ぜひ、皆さんも幸せな結婚生活ができると良いですね。

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