
今年も新しい環境や職場で働いていく中で早くも職場を去っていく方がいます。
今年の大卒の内定率は過去最高の86%にも関わらず、わずか1か月足らずで会社を辞めてしまう方があとを絶ちません。
なぜ、このような事が起きてしまうのでしょうか?
これから就職や転職を考えている人に今一度、自分の人生と現代の社会について考えてもらいたいと思います。
他人から勧められた会社は長続きしない
就職活動中にどの会社に行ったらいいだろうと親や先生、先輩に相談された方も多いかと思います。
給料面や出世、安定などももちろん大事ですが、一番に考えるべきなのは、働きがいのある仕事と環境であるかどうかです。
実際に「ここに行った方がいいよ」「ここなら間違いないよ」と勧められた会社に入社してみても仕事が合わなかったり、会社との価値観の違いを感じたりして辞められる方は少なくありません。
またこの場合、周りから勧められたからと言い訳しに他責にしてしまうことがほとんどで、会社を辞めやすい傾向になっているとも言えます。
自分の意志ではなく、他人から勧められた会社に就職しても長くは続きません。
自分の行きたい会社は他人に委ねるのではなくあなた自身でしっかりと見極めましょう。
求人情報に踊らされる人は長続きしない
最近では「働き方改革」などの言葉も出回っており、多くの企業が求人内容を見直しています。
社員の関係性がよく働きやすい環境を売りにしていたり、新卒でも高額の収入が可能といった情報を度々見かけます。
どの企業を人手が足りず人材確保に力を注いでいるからです。
もちろん、こうした情報は嘘ではありません。
しかし、これを鵜呑みにしてしまわれる方の多くは厳しい現実を受け入れきれず、早々に職場を離れる方が多いです。
逆に自分の好きな事で仕事に就いたり、好きな人と仕事をしている方は、環境に対しての依存がほとんどないので、退職される人は、少ないです。
企業の情報も大事ですが、それだけに捉われず、自分が好きな事を仕事にしましょう。
もし好きな事が見つからなければ一緒にいて楽しいと思える人と仕事をしましょう。
意識だけ高い系のままではどこに行っても続かない
今、時代がものすごいスピードで変化をする中で、話題となっているのが意識高い系と言われている人達です。
意識高い系とはインターネット上で過剰に自分をアピールするが、実際には大した実力や経歴の無い人たちの事をさします。
意識が高いという事は決して悪い事ではありません。
しかし、それに伴った行動が出来ていなければ意味がないのです。
実際に言う事は一丁前だが、実行に移せずに会社からの反感を買うということもあります。
自分の力はここでは発揮できないと勘違いしてしまい、職を転々とするケースも少なくはありません。
こうした意識だけが高い人たちは、いつまで経ってもどこに行っても通用しません。
自分がいま、どのような立ち位置にいて何をしなければいけないかをしっかりと理解し、それに伴った行動と実績を身につけましょう。
まとめ
周りの意見も大事ですが、最終決定をするのは自分自身です。
自分の意思を尊重しつつ自分に合った仕事を見つけ、言い訳はしないようにしましょう。
情報に踊らされず、自分が本当にやりたいことであれば意識だけでなく、行動も変わっていきます。
そうすれば、仕事も継続できるようになっていきます。
自分が本当にやりたいことは何か見つめ直してみましょう。