
訪問看護は、1人で利用者宅に訪問をして状態の観察をしたり、ケアをしたりと緊張やストレスにさらされることも多くあります。
しかし、緊張状態やストレスばかり続いていたのでは、自身の身体に様々な不調が起きる原因ともなります。
ちょっと緊張が続いているな、ストレスが溜まっているなと感じたときには、意識的にリラックスすることがとても重要だと思います。
そこで今回の記事では、私が実践しているリラックス方法をいくつか紹介していきたいと思います。
目を閉じて深呼吸をする
まずは、どこでもできるリラックス方法として、試して欲しいのが、「目を閉じて深呼吸をすることです」
目からの情報を遮断するメリット
私も「この利用者のお宅にいくのは緊張するなぁ」という時に、よく車の中でやります。
目から入ってくる情報は多く、脳は常に多くの情報を処理しようと働いています。
少しだけでも目を閉じてみることで、目から入ってくる情報を遮断できるので、脳がリラックスできます。
深呼吸をするメリット
また、緊張やストレスを感じている時には、無意識に呼吸が浅くなりがちです。
意識してゆっくりした深呼吸を数回繰り返すと、緊張が和らいで落ち着いた気分になれます。深呼吸をする際には、背筋を伸ばし、足の裏が地面、床についているのを意識することも重要です。
移動中に外の景色をぼんやり見つめる時間を作る
次に、訪問看護は車や自転車移動をします。その際にできるリラックス方法ですが、
「外の景色をぼんやり見つめる」ことです。
車だと事故にあってしまうと危ないので、信号待ちや路肩などに車を止めて行ってください。
普段何気なくよく通る道でも、空や雲、植物や木々など自然を感じさせるものがあり、それをぼんやり眺めることは、心身にリラックス効果があると言われています。
緊張が続いている時、イライラが高まっている時などには少し足を止めて、植物や風景を無心で眺めてみるのもいいのではないでしょうか。きっと心が落ち着くと思います。
昼食を事業所で食べない
最後に、これは許される方に限定される方法ですが、「昼食を事業所で食べない」ことです。訪問看護を経験されている方ならばわかるかと思いますが、
お昼になると、ケアマネージャーや施設などから電話がよくかかってきます。
これは、訪問看護師はお昼になると戻ってくると相手側がわかっているからです。
せっかくのお昼休みも、自分あてに電話がかかってきてしまうと、休憩が中断されてしまいます。
もし許されているのならば、昼休みも事業所に戻らず、コンビニなどの駐車場で食事を取ったり、どこかに食べに行ったりすれば、こういった縛りもなくなります。
ちなみに私は、病院所属の訪問看護ステーションなので、社員食堂の方にご飯を食べに行き、事業所から離れて食事をしています。
いかがだったでしょうか。
あくまで私が実践しているリラックス方法なので、
参考になるかわかりませんが、訪問看護は緊張やストレスを強いられる場面が多い職種です。
自分なりのリラックス方法を見つけてみてください。